春の花の壁紙 カーネーション
学名:Dianthus caryophyllus和名:カーネーション
別名:オランダセキチク
英名:carnation
ナデシコ科ナデシコ属
園芸分類:多年草(宿根草)、ただし日本では高温に弱いため一年草
花色:ピンク、赤、白、黄色など
原産地:地中海沿岸
利用法:花壇、鉢植、切り花など
カーネーションは江戸時代にオランダから渡来しました。5月の第2日曜日は母の日で、カーネイションを贈る方もおられることでしょうね。
園芸品種として昔から改良されて、最近では特に花色や種類が豊富に出回っています。
それだけ需要も多いため、園芸種もたくさん作出され、花色も赤、白、ピンクと豊富です。
セキチクやビジョナデシコの仲間ですが、より美しい花を咲かせています。カーネイションは商品名です。
原産地と名前の由来
原産は南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸といわれている。カーネーションという名前の由来には諸説あり、肉(ラテン語:carn)の色の花という説や、戴冠式を意味する語のコロネーション(coronation)が訛ってカーネーションとなったとの説もある(corona:ギリシャ語で王冠の意味)。
「母の日」=赤いカーネーション。この母の日は、1907年、アメリカのウエストバージニア州のアンナ・ジャービスという女性が母の追悼会にカーネーションをささげたのがはじまりといわれます。
彼女はその後、母の日創立を熱心に提唱しつづけ、1914年、ウィルソン大統領によって5月の第2日曜日が正式な母の日と認定されました。
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ルドゥーテのカーネーションの植物画地中海沿岸から西アジアの原産のため古くから、可憐な花容を愛された。とくにイスラム世界ではバラやチューリップと並んで、愛好された植物である。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、モスクなどの装飾にはアラベスクという幾何学模様や草花の文様が使用された。このアラベスクの意匠にカーネーションの花はしばしば使用されている。なおスペイン、モナコ公国、ホンジュラスの国花である。
カーネーションが世界的に普及したのは母の日の成立が大きく関わっている。「母の日」に母親に贈呈する花として世界中で愛好されることになった。
17世紀にはイギリスでフローリスト(園芸愛好家)達によって栽培され、オーリキュラやチューリップ等と並びフローリスツ・フラワーの一つとして大きく進展を見た。18世紀を通じて品種が増え、やがて「ショウ・カーネーション」が生まれ、これが19世紀の主流となった。この花の特徴は花弁の縁の鋸歯がなくなり、花弁の配置を幾何学的な整形に近づけたもので、現代のカーネーションとは異なっている。この時代にはまだバラの改良もそれほど進んでおらず、カーネーション、オーリキュラ、チューリップは時代の先端を行く園芸植物であった。
19世紀中頃になるとフランスでの育種が進み、1840年にダルメイスが「パーペテュアル系」を作出、更に1857年にはやはりフランスで「マルメゾン系」が誕生した。これらが現代の営利用カーネーションに繋がっている。
なお、日本には江戸時代初期以前に輸入され、アンジャベルまたはアンジャ(蘭:anjelier、tuinanjelier)と呼ばれた。
享保年間に出版された、『地錦抄録』(1733年)には、徳川家光の時代正保年間にオランダからカーネーションが伝来したと書かれている。しかし、このときには日本に定着せず、寛文年間に再伝来し、14種品種が紹介された。この時期に書かれた『花壇綱目』にも「あんしやべる」の名で記録されている。宝暦年間の1755年に著された『絵本野山草』にはカーネーションはナデシコなどとともに紹介されている。この時期には数百種に上る品種がナデシコだけで作り出されておりその中にカーネーションも含まれていたようである。
現在、カーネーションはキク、バラと並ぶ生産高を誇る花卉植物であり、ハウス栽培で周年供給している。しかし、最も需要が伸びるのは母の日の5月前後である。また切り花のイメージが強いが最近では鉢植えの品種も普及している。
カーネーションに青い色はなかったが、サントリーと、オーストラリアのフロリジン社が遺伝子組換えで青いカーネーションを作出した。
ちなみに黄色のカーネーションは軽蔑という意味の花言葉を持つ。カーネーションの市町村別生産額日本一は、愛知県幡豆郡一色町で、同町の町花にもなっている。
主な品種
切り花
マルメーゾン種(malmaison)、ボーダー種(boarder)、グルナダン種(grenadin)、ファンテジー種(fantaisie)、マーガレット種(marguerite)、シャボー種(chabaud)、パーペチュアル種(perpetual)
ガーデンカーネーション
セキチクとの交配種で、セキチクの強健さをカーネーションに取り入れたもので、庭植えが可能である。
半耐寒性の秋まき一年草として扱われ、9月にタネをまくと、翌年の5月から6月にかけて開花する。
ジャイアント・シャポー、アンファン・ド・ニースなどの品種があり、佛花や切り花用に作られているが、日本の風土ではやや栽培しにくく、あまり普及していない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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